インフルエンザの集団感染が高知市の教育・保育施設で確認されました。高知県内では今シーズン初めてとなります。

インフルエンザの集団感染が確認されたのは、高知市にある教育・保育施設です。(園児55人、職員21人が在籍)高知市によりますと、施設では先月28日に園児1人がインフルエンザと診断され、翌日にも発熱などの症状で5人が欠席しました。2日までに施設でインフルエンザの感染と診断されたのは、園児と職員合わせて16人で、ほかにもインフルエンザのような症状で園児2人が欠席しているということです。高知県内でのインフルエンザ集団感染は今シーズン初めてです。

高知市によりますと、市内でのインフルエンザ感染報告数は、先月24日までの1週間で、定点1医療機関あたり2.77人と増加傾向です。今後も感染の拡大が懸念されていることから、市は手洗いやうがい、マスクの着用など基本的な感染対策のほか、インフルエンザワクチンの予防接種を呼びかけています。