大石知事の2000万円の架空貸付疑惑をめぐり、1日、県議会の野党会派が議長に対し百条委員会の設置を求める動議を提出しました。
百条委員会の設置を求める動議を提出したのは、改革21などの野党3会派です。
改革21 中村泰輔県議:
「我々3会派は今議会で3回目の百条委員会の設置を求め、動議を提出致しました」
大石知事の政治資金を巡っては、3年前の知事選挙で、自身の後援会への2000万円の架空貸付疑惑が議会から指摘されていて、これまでに総務委員会の集中審査や全員協議会が開かれてきましたが、真相の究明には至っていません。
大石知事は一連の問題の責任を取って先月から3か月間給料の50%を減額していますが、野党3会派は改めて知事の説明責任を追求したい考えです。
改革21 山田朋子県議:
「もう知事選も迫る中でありますので、知事にはしっかりと説明をいただく場として、百条委員会の設置を求めていきたい」
動議に対し、自民党・公明党は「党に持ち帰って検討する」としていて、次回の話し合いは今月8日に開かれる予定です。