貴重な資料を通して琉球王国の歴史や沖縄戦を伝えてきた那覇市歴史博物館が、8月31日に閉館しました。
パレットくもじの4階に2006年に開館した那覇市歴史博物館では、国宝の「玉冠」や「琉球国王尚家関係資料」のほか、新たに国の重要文化財に指定される予定の「琉球家譜」などが紹介されてきました。
最終日の31日は入館料が無料となり、多くの人が訪れていました。

▼訪れた人
「昔と変わらない展示物や、新しく入ってきた展示物を見た。大人になってしばらく来ていなかったので……」
夜には閉館セレモニーが行われ、惜しまれながらも19年の歴史に幕をおろしました。
▼訪れた人
「昔から買い物ついでや時間つぶしに、那覇市歴史博物館に寄っていたので、無くなると聞いて寂しい」
所蔵品は那覇市首里の中城御殿跡地に整備される施設で、早ければ来年11月以降に展示される予定だということです。















