あれから1年と6ヶ月。
高校2年生になった清十郎くんに会いに福山市の大門高校へ。

甲斐清十郎
「今からジムです。」

学校の部活には入っていない清十郎くん。放課後はトレーニングジムへ直行します。

Q部活をやっている友だち見て、『自分も部活入りたい』って思ったりしますか?

甲斐清十郎
「別に。中学校からボディービルやってきて高校もそのつもりだったので、そんな感じですね。」

現在はボディービル一筋のマッスル高校生。
トレーニングを始めたきっかけは5歳の時、お父さんが『ダンベル』をプレゼントしたことでした。

去年の夏に取材したときは"身体を大きくする期間"で、学校では白米400グラムが入ったお弁当を食べるなど食事トレーニングを続けていました。

この時から1年が経った清十郎くんがこちら。

高校日本一を決める大会まであと1ヶ月となったこの日は、身体を絞る期間に入っていました。

甲斐清十郎
「(減量は)2月からちょっとずつちょっとずつ落として行きながらって感じ。」

この夏の大会は、中学3年生から1年半身体作りをしてきた集大成。ここまで5ヶ月間の減量で筋肉の筋がくっきり出てきています。

厳しい食事制限をしながらトレーニングを続ける清十郎くん。
その姿を見続けていた父・勇之介さんも、今年で43歳の身体にムチをうち、
初めてボディービルの大会に申し込みました。

清十郎の父・甲斐勇之介
「息子ばっかり頑張っているので、僕も口ばっかりだったのでたまには頑張らないとなって。」

勇之介さんは息子より1ヶ月早く大会があるため、身体は清十郎くんより仕上がっていました。