北日本では1日から2日にかけて前線や低気圧の影響により、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。北海道地方では最大120ミリ、東北地方では最大100ミリの降水量が予想されています。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。
前線と低気圧が発達、北日本へ南下
気象庁によりますと、1日は前線が華中から黄海を通って日本海にのびています。1日朝までには、この前線上の沿海州付近に低気圧が発生する見込みです。発生した低気圧は2日にかけて日本海、宗谷海峡付近を通り、その後千島近海へ進む予想となっています。これに伴い、前線が北日本を南下するでしょう。
この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北日本では2日にかけて大気の状態が非常に不安定となります。これにより、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所が出てくる見込みです。
