海上自衛隊の潜水艦「こくりゅう」が高知新港に入港し、30日、一般公開されました。

高知新港に入港した海上自衛隊の潜水艦「こくりゅう」は、全長が84メートルで基準排水量が2950トン、乗員数は70人です。

「そうりゅう型」の6番艦で、業務に本格的に運用されてから2025年で10年が経ちます。

「こくりゅう」にはAIP(エーアイピー)機関というシステムが搭載されていて、ディーゼルエンジンを動かすときに必要な空気が無くても電池を充電できるのが特徴です。

海上自衛隊の活動を知ってもらうことを目的に行われた一般公開イベントですが、機密情報の漏えいを防ぐため、艦内は立ち入り禁止。

それでも新港にはおよそ1800人の見物客が訪れ、めったに見ることができない潜水艦に興味津々の様子でした。

▼海上自衛隊潜水艦「こくりゅう」横川淳一郎艦長
「護衛艦は100数隻あるんですが潜水艦は20隻しかない。凄い希少な見ることもなかなかできませんのでせっかくだから見に来てくださっていると思います」