中国商務省は通商交渉を担当する高官がアメリカを訪問し、政府関係者と貿易問題などについて意見交換したと発表しました。

中国商務省によりますと、通商交渉を担当する李成剛商務次官は27日から29日までワシントンを訪問し、アメリカの財務省や商務省、通商代表部の関係者らと会談しました。

「首脳同士の電話会談で確認された合意事項を軸に、貿易協議での共通認識の具体化などをめぐり、意見交換した」としていて、11月まで停止期間を延長した相互関税の問題などについて話し合ったものとみられます。