1900年初頭、沖縄からハワイへ移民が渡ってことしで125年となるのに合わせ、現地の県系人らと交流を深めるためのツアーが企画され、29日に出発式が行われました。

このツアーは、沖縄とハワイのつながりを再認識し相互交流を図ろうと「沖縄県旅行・観光事業協同組合」に加盟する9つの旅行業者が企画したもので、自治体関係者を含め、70人あまりが参加します。

那覇空港で開かれた出発式で、沖縄ハワイ協会の嘉手苅孝夫会長は「苦労された方々に感謝し、沖縄とハワイの関わりを次世代につなぐ交流にしましょう」と挨拶しました。

読谷村からのツアー参加者
「(ハワイに住む移民の)2代目が93歳。その方にお会いする。でこっちが5代」
(何をするのが楽しみ?)
「やっぱり交流するのが楽しみで、言葉は通じないかもしれないけどボディーランゲージで頑張りたい」

参加者は4泊6日の日程でハワイを訪れ、県系人墓苑などをめぐるほか、ハワイ最大級の民族イベント「オキナワンフェスティバル」などに参加して交流を深めます。