気象庁は7年9か月にわたって続いていた「黒潮」の大きな蛇行が終息したと発表しました。漁業への影響のほか、東海地方や関東地方の気候にも影響を及ぼすと指摘されています。
本州の南には、暖かい海流である「黒潮」が流れています。この「黒潮」は2017年8月以降、紀伊半島から東海沖で南に大きく蛇行する状態が続いていて、「大蛇行」の継続期間としては過去最長となっていました。
これについて、気象庁は「今年4月に大蛇行が見られなくなり、その後もこの状態が続いているため、4月に終息したものと判断した」と発表しました。
暖かい黒潮の大蛇行が解消し、海水温が変化することなどから、捕れる魚の種類や漁場の位置が変わり、漁業に大きな影響が出るということです。
さらに「黒潮大蛇行」の終息は、日本の気候にも影響を及ぼすという指摘もあります。
東北大学・杉本周作准教授によりますと、東海地方では「黒潮大蛇行」の影響で降水量はおよそ1.5倍となり、気温はおよそ1℃上昇していたほか、関東地方の天候にも影響していたということです。
「今回、黒潮大蛇行が終息したことで、こうした影響は徐々に緩和されると考えられる」としています。
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