高知県四万十市の特産品ブシュカンが本格的な収穫シーズンを迎える前に、生産者組合が技術向上を目的に講習会を開きました。

四万十市のブシュカン生産者らでつくる『四万十ぶしゅかん生産者組合』では、耕作放棄地などを活用してブシュカンを栽培しています。

組合では毎年、9月1日から始まる集出荷を前に組合員の技術向上を目的に、講習会を開いています。

28日は、黄色く熟れたものや小さすぎるものは集荷場で受け取りできないことなどの説明を受けたほか、収穫に適した実の選定方法やヘタの部分を残さずカットして出荷することなどを確認しました。

2025年は表年にあたるため、2024年の22トンを超える収穫量を期待しているといいます。

(四万十ぶしゅかん生産者組合 伊与田真哉 組合長)
「最低30トン、目標40トン。できればそれ以上の収穫量が理想です。(魚以外にも)焼肉にも合いますし、もちろん、お酒の割材にも合いますし、色んな楽しみ方を皆さんで見つけていただければと思っています」

収穫作業は、9月下旬まで行われる予定です。