8月18日の週、宮城県内の定点医療機関で新型コロナと診断された人の数は前の週の2.5倍以上に増えました。

宮城県によりますと、8月24日までの1週間に県内55の定点医療機関で新型コロナと診断された人の数は553人と、前の週の213人から2.5倍以上に増えました。

1医療機関あたりの感染者数は10.05人で、保健所別では、大崎が15.4人、次いで塩釜が15人などとなっています。2025年の夏は強いのどの痛みが特徴の変異株「ニンバス」の感染が広がっていて、国立健康危機管理研究機構によりますと、国内の感染者の約4割を占めています。

新型コロナの増加は、「ニンバス」の感染拡大も影響しているとみられ、宮城県は感染対策の徹底を呼びかけています。