福岡市が管理する6つの漁港で、漁協の支所が市に無許可で係留場所を一般のプレジャーボートなどに有料で貸していたことがわかりました。

福岡市によりますと市が管理する8つの漁港のうち、西区の今津漁港を除いて漁船以外の係留が禁止されていますが今年4月以降に実施した調査で6つの漁港でおよそ350隻の不法係留が確認されたということです。
このうち、300隻ほどを漁協支所が無許可で係留場所を有料で貸していたことがわかりました。
漁協は、市に利用料を支払っておらず、不当利益を得ている可能性があるということです。
福岡市は2000年から不法係留を把握していて、有識者会議を設置し9月上旬に会議を行うとしています。