「けんかみこし」で知られる、愛媛県松山市の三津厳島神社で秋祭りに参加する古三津南神輿が、38年ぶりに新調されました。
三津厳島神社では24日、お披露目式が行われ、古三津南神輿の新調を祝いました。
こちらの神社では毎年、秋祭り最終日の10月7日の未明、五穀豊穣や町の繁栄を願い、みこしどうしの「鉢合わせ」が繰り広げられ、「けんかみこし」として知られています。
古三津南神輿は、「けんかみこし」に参加する4体のみこしのうちの1体で、38年ぶりに新しくなりました。
費用をまかなうため寄付を募り、地元の住民や企業などからあわせて数百万円が寄せられたということです。
三津厳島神社の渡部慎二総取締役は、「神輿とともに伝統を継承していきたい」と話していました。
新しくなった古三津南神輿は、今年10月の秋祭りで運行され、「けんかみこし」にも参加します。
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