国土交通省の調査で、全国の国道の地下に4700か所あまりの空洞が確認されたことがわかりました。

国土交通省はきのう、全国の国道の地下で4739か所の空洞が確認されたとする調査結果を公表しました。このうち119か所は、道路が陥没する可能性の高い空洞だったということです。

国交省は、埼玉県八潮市での陥没事故を踏まえ対策を急いでいて、陥没の可能性の高い118か所の空洞では、すでに修繕工事が完了しています。

残る1か所についても、早ければ今月中に工事を終えるということです。

一方、今回調査が行われた国道は3000キロ分、全体のおよそ15%だということで、国交省は2028年度までに残りの箇所でも調査を行うとしています。