静岡県東伊豆町は8月25日、東京のAI(人工知能)コンサルティング会社の社長「AI国王」を町のAI顧問に招き、自治体業務の効率化とAI活用推進を目指すことを発表しました。
町のAI顧問に就任したのは、東京のYMMD合同会社の斎藤潤社長(43=静岡県松崎町出身)です。
斎藤氏は、運営しているAIメンバーのコミュニティを「AI王国」、自身を「AI国王」と呼び、25日も国王のような恰好で登場しました。全国の自治体職員の業務効率化を目指す勉強会を定期的に開き、2025年7月には、賀茂郡の町長会に参加していました。
25日の東伊豆町長の定例会見に出席した斎藤氏は、「具体的には議事録のデータ管理などのノウハウを現場の方に伝えたい。AIを業務に取り入れた方がいいのでは、という意識改革を進めたい」と話しました。
岩井茂樹町長は「町の職員に新しい考え方を学んでほしい。斎藤さんは伊豆半島出身で、伊豆半島に貢献したいと言われたので、いいなと思い、勉強しようと思いました」と振り返りました。今後、斎藤氏とAI活用の具体策を検討し、9月29日に町職員参加のAI研修会を行うということです。
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