2023年の五所川原立佞武多(たちねぷた)に出陣する大型立佞武多の下絵が完成しお披露目されました。題材は日本神話の神である素戔嗚尊です。

新作大型立佞武多の下絵は24日、青森県五所川原市役所で佐々木孝昌市長と制作者の鶴谷昭法(つるや・あきのり)さんがお披露目しました。新作の題材は、龍をまとい勇壮に見得を切る「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」です。五所川原市民が2022年8月の大雨やコロナ禍で大きな被害を受けるなか、病や水難除けの神ともされる素戔嗚尊にこれ以上、厄災がふりかからないようにと願いが込められています。

※五所川原市経済部商工観光課技能技師(立佞武多製作者)鶴谷昭法さん
「立佞武多で、そんなに龍をつけたことがなくその辺はチャレンジかと思っています。奥行がある感じは出したいなと思ってます」

新作大型立佞武多・素戔嗚尊は12月から骨組みの制作が始まり、2023年8月に25回目の節目の年を迎える五所川原立佞武多に出陣する予定です。