今月17日までの1週間に報告された全国の新型コロナウイルスの1医療機関あたりの感染者数は6.3人で、9週連続で増加しています。

厚生労働省によりますと、今月11日から17日にかけ、全国およそ3000の医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者数は2万2288人でした。

1医療機関あたりの患者数は6.30人で、前の週の6.13人から増え、9週連続で増加しています。

都道府県別では、宮崎県が1医療機関あたり14.74人と最も多く、次いで鹿児島県が12.63人となっています。

今年の夏は、強いのどの痛みが特徴の「ニンバス」と呼ばれる新たな変異株の感染が広がっていて、国立健康危機管理研究機構が先月公表したデータによりますと、国内の感染者のおよそ4割を占めています。