アメリカのトランプ大統領は住宅ローン不正を行ったとの指摘を受けているFRB=連邦準備制度理事会のクック理事について、「辞任しなければ解任する」と述べました。
アメリカ トランプ大統領
「彼女(クック理事)は悪いことをした。辞任しなければ解任する」
トランプ大統領は22日、FRBのクック理事が自ら辞任しなければ解任すると述べました。
FRBの理事は大統領が任命権を持っていて、大統領は「正当な理由」があれば理事を解任することができます。
クック理事をめぐっては、トランプ氏に近い連邦住宅金融庁の長官が、住宅ローンの借り入れで有利な条件を得るため、不動産記録などを偽造した疑惑を司法省に告発しました。
一方、クック理事は20日、「正確な情報を収集し事実を示す」とコメントし、辞任しない意向を示していました。
トランプ大統領はFRBに早期の大幅利下げを求めていて、クック理事の解任に言及したのは自らの意向に従わないFRBへの圧力の一環とみられています。
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