福岡市は、市内に住む10歳未満の女の子がはしかに感染したと発表しました。8月に福岡県内で感染が確認されたのは、8人目です。
福岡市によりますと、市内に住む10歳未満の女の子が発疹の症状が出たため20日に医療機関を受診したところ、はしかに感染していることが分かりました。
女の子は、はしかの患者と同じ建物にいたことが分かったため、経過観察中でした。
女の子は、ワクチンを1回接種していたということです。
8月に入り福岡県では、この女の子を含め8人の感染が確認されています。
女の子が利用した施設名を公表
福岡市は、この女の子が、人にうつす可能性のある時期に利用していた商業施設を公表し、注意を呼びかけています。
【女の子が利用した施設】
20日 午後7時~午後8時ごろ「メガセンタートライアル新宮店」
同じ時間に利用した人は、利用日の翌日から21日間は健康状態に気をつけ、発熱や発疹などの症状が現れた場合、事前に医療機関に連絡をした上で受診してほしいとしています。
空気感染する「はしか」命に危険が及ぶことも

感染力が非常に強く命に危険が及ぶ場合もある。
空気感染が主な感染経路で、特効薬はない。