21日、広島市の住宅で女性が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は殺人事件として捜査しています。
事件があったのは、広島市佐伯区皆賀1丁目の住宅です。
警察によりますと、21日午後6時前、帰宅した夫が血を流して倒れている妻を発見し、「血だらけで意識がない」と110番通報しました。
倒れていたのは、持田すみさん(61)で、廿日市市内の病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。持田さんは、頭部に複数の傷があり、刃物のようなもので殺害されたとみられています。
警察は、持田さんの発見当時、外出していた30代の長男が何らかの事情を知っているとみて、事情を聴くとともに、持田さんの遺体を司法解剖して、死因を調べることにしています。