世界を舞台に活躍する岡山県津山市在住の芸術家、武藤順九さんの作品が出雲大社に設置されることになり、津山市でセレモニーが開かれました。

東日本大震災で被災した故郷、宮城県の復興を願い、武藤順九さんが制作した「風の環2011絆」です。武藤さんは世界各国で平和の願いを込めた作品を展示する活動を続けていて、来月19日からは作品の1つが島根県の出雲大社に恒久設置されることになりました。それに先立ち、津山市にある分院で、きょう(20日)から展示会が開かれています。

(画家・彫刻家 武藤順九さん)
「世界平和ということを表せる、またそれを後世に伝えるという役割をしてもらいたいと思っています」

津山市での作品の展示は今月26日までで、来月19日に出雲大社で除幕式が行われます。