水道水が不足し、節水を呼び掛けている上越市は節水効果や水源確保の取り組みなどにより10月10日まで断水を回避できる見込みになったと発表しました。節水目標も緩和します。

これは、19日、上越市の中川幹太市長が会見で明らかにしたものです。
【上越市中川幹太市長】「仮に節水要請に当たり設定した目標を半分程度としたとしても10月10日(金曜日)までは、断水を回避できるものと見込んだところであります」

上越市は理由について消雪用の井戸水の活用など水源確保の取り組みが進んだことや節水の効果が表れていること、雨が降ったことなどを挙げました。

また、節水目標も緩和し、節水要請対象区域を現在の「40パーセント以上節水」から「20パーセント以上」にそれ以外の地域を「20パーセント以上」から「10パーセント以上」にしました。

正善寺ダムの貯水率は一時10%を下回っていましたが、20日午前10時時現在で17.9パーセントとなっています。