アメリカのトランプ大統領が調整を始めたロシアとウクライナの首脳会談を念頭に、ロシアのラブロフ外相は「首脳が参加する接触は最大限の注意を払って準備する必要がある」と強調しました。
ロシアのラブロフ外相は国営テレビが19日に報じたインタビューで、ロシアとウクライナの首脳会談を念頭に「プーチン大統領が繰り返し述べてきたように、我々は2国間でも3国間でもいかなる形式も拒否しない」と述べました。
そのうえで「首脳が参加する接触は最大限の注意を払って準備されなければならない」と強調。「専門家レベルから始め、首脳会談の準備に必要なすべての段階を踏むのが、我々が支持する真剣なアプローチだ」として事前の調整が不可欠との認識を示しました。
また、ラブロフ氏は「領土の変更は、しばしば紛争解決の不可欠な要素となる。こうした例は数多くある」と述べました。15日に行われた米ロ首脳会談では、プーチン氏がウクライナ東部ドンバス地方の割譲を求めたとされています。
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