高校生に県政の課題や取り組みへの理解を深めてもらおうと、県庁で新聞部の生徒たちが参加する知事会見が開かれました。

会見では、若者の人口流出に対する鋭い質問も飛びました。

県内8の高校から参加

19日午前、福岡県庁で開かれた服部知事の会見。

記者席に座っているのは、いつも見慣れた記者たちではなく・・・県内8つの高校の新聞部に所属する生徒たちです。

会見で、服部知事は県が実施している高校生のチャレンジプロジェクトについて報告。

その後の質問タイムでは生徒から厳しい意見が飛びました。

福岡大学附属大濠高校 新聞部 秋山大輝さん
「このチャレンジで支援してきた高校生が大学や就職を機に東京などに流出してしまうことについてどのようにお考えですか」

福岡県 服部誠太郎 知事
「(福岡県内には)素晴らしい企業がたくさんあるんですけれどもまだまだ知っていただいていない。ここが一つの大きな課題だと思っています」

一方、知事に対してプライベートな質問も・・・

Q 知事が好きな曲について
福岡県 服部誠太郎 知事
「曲?音楽?うーん・・・音楽好きです。下手ですけれど好きな曲・・・・『翼をください』というのを歌って歌詞の中で白い翼をつけて悲しみのない空に飛んできていきたい。あの歌詞に心打たれるものがあって、空に向かって自由に飛んでいきたいなという思いがあったのかもしれないけれど」