「瀬戸内国際芸術祭2025」の夏会期は中盤です。初参加の香川県さぬき市の会場も、盆休みの人たちでにぎわいました。

レンズを通して見ると徳利に宿った様々な付喪神(つくもがみ)が現れる「合成されし魂」。こちらは、見る人が吹き込む息や、周囲の風に反応する作品です。

瀬戸芸初参加となる志度・津田エリアには、5つの作品が展示され、訪れる人を楽しませています。志度出身の発明家、平賀源内の記念館にも作品が。巨大化したエレキテルや、静電気発生装置が並びます。スイッチを入れると…

「バチッバチッ」

(訪れた人)
「平賀源内のエレキテルのすごさがわかっていいなと思いました」

津田の松原に展示されているのは、メガネのレンズを使った空間アート「時間との対話」です。

(訪れた人)
「福島県から来ました。はるばる来た甲斐がありますね」
「キラキラしててすごく美しい」

猛暑の中の夏会期です。志度・津田エリアには、休憩所が4か所設けられています。津田の松原では、住民ボランティアが日傘の貸し出しや飲み水の提供などで暑さ対策を呼びかけました。

(住民ボランティア)
「水分補給というのが一番かなと思いますので、水をしっかり飲んでいただいた上でたくさん楽しんでいただいたらと思ってます」

盆もにぎわいを見せた「瀬戸内国際芸術祭」です。夏会期は今月31日までです。