米軍のF15E戦闘機が4日、タイヤが1つ無い状態で着陸した事故について嘉手納町議会は、抗議決議を全会一致で可決しました。

嘉手納基地では今月4日午後、訓練中のF15E戦闘機1機が主脚のタイヤ1つが無い状態で着陸する事故が発生し、一時飛行を見合わせていましたが、今月8日に飛行が再開されました。

14日午前に開かれた嘉手納町議会で基地対策特別委員会の福地義広委員長は、「増大する基地負担の末に発生した今回の事故に住民の怒りは収まらない」と述べて厳しく糾弾しました。

全会一致で可決された抗議決議では、事故原因が究明されるまでF15Eの飛行を停止することなどを求めていて、嘉手納町議会では日米の関係機関に直接、抗議と要請を行う予定です。