財務省は、森友学園の関連文書を開示しました。この中には、新たな文書を開示しないため「与党と調整」するといった文言や「忖度」といった記述がありました。

財務省は、公文書の改ざんを苦に自殺した近畿財務局元職員の赤木俊夫さんの妻に対して3回目となる関連文書の開示を行いました。

近畿財務局内でやりとりされたメールには、情報公開請求をめぐって「極力新たな文書を開示しないように対応することで与党と調整している」との記述がありました。

また、別の文書では、理財局長の答弁にかかわるやりとりの中では手書きで「忖度」と書かれた文字も見つかっています。

このほか、財務省の幹部が森友学園側との面会した記録の一部について削除を指示するメールも残されていました。

次回は10月をめどに開示されるということです。