ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が電話会談しました。15日に予定されている米ロ首脳会談について情報を共有したということです。

ロシア大統領府は12日、プーチン大統領と金正恩総書記が電話会談したと発表しました。

両者は去年締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」に即し、あらゆる分野での友好関係や協力を発展させていくことを確認したということです。さらに、15日にアメリカ・アラスカ州で予定されている米ロ首脳会談に関しても情報を共有しました。

プーチン大統領と金正恩総書記は今後、さらなる接触をしていくことで合意したということです。

また、プーチン大統領は朝鮮半島が旧日本軍から解放されて今月15日で80年となることに祝意を表したとしています。

ロシア議会下院はボロジン下院議長が今月14日から2日間の日程で北朝鮮を訪問し、15日の行事に参加すると発表していて、両国の蜜月ぶりをアピールするものとみられます。