米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちらです。

雲多く蒸し暑い。そんな形となりそうです。

といいますのもあすの天気の主役はこの朝鮮半島の西にある低気圧からのびる前線です。低気圧や前線の近くでは曇りや雨となります。

この前線本体は山梨にはかかってこないんですが雲がちょっとかかりそうな形となり、これによってスッキリしない天気となる見込みです。

ですから、今のところ広範囲で雨が降ることはないと見ているんですが、午前中は盆地も含めて所々で雨。もしかすると山沿いでは夕方以降雨となる可能性がありますから、念のため傘の準備があると安心です。

気温なんですが、降ったとしてもきょうよりも雨が降る時間は短いとみていますので、きょうと比べて大泉、甲府は4℃高い予想、甲州市勝沼は3℃高い予想です。この気温を見てみると北杜市大泉や河口湖や大月は平年並みで、その他は平年よりも低い気温です。
とは言っても、曇りベースで30℃以上だとかなり蒸し暑く感じられますので、熱中症は油断しないように対策をお願いします。

あさっての天気をご覧ください。
前線はさらに山梨から離れる形となります。ただ湿った空気が流れ込みやすくなりまして、あさって木曜日もスッキリしない空模様となりそうです。

ただ、金曜日になると高気圧に覆われる形になります。前線もいなくなります。ですからこの金曜日以降は高気圧に覆われる天気が続く見通しですので、晴れて気温が上がる傾向です。

実際に甲府の気温の変化で見ていきますと、あさって木曜日は34℃予想。そして金曜日は35℃で猛暑日復活となります。
16日土曜日は一旦気温が下がる予想となっていますが、日曜日以降また気温が上昇して、来週の月曜日は甲府で38℃と体温を超える危険な暑さとなりそうなんです。

日中の最高気温だけじゃなく、朝の最低気温も甲府は25℃前後と熱帯夜が続く見通しです。

ですからまず日中は15日の金曜日以降は猛暑に警戒。
朝の最低気温はずっと25℃前後ですから、寝苦しい夜続きますので夜間の熱中症も油断しないようにお願いします。

<詳しくは動画をご覧ください>