アメリカのトランプ大統領が、ホワイトハウスの入り口に飾られていたオバマ元大統領の肖像画を人目につかない場所に移動するよう指示したと報じられました。
これはCNNテレビが10日報じたもので、現在、オバマ氏の肖像画は大統領の家族やホワイトハウスの一部職員のみが入ることができる大階段の最上部の居室に通じる踊り場に掛けられていて、一般の来訪者は見ることができないようになっているということです。
CNNは、「歴代大統領の肖像画は入り口の最も目立つ場所に配置されることが慣例」としたうえで、「トランプ大統領が政敵とみなす人物に対して行った軽蔑的な行為」と指摘しています。
トランプ氏とオバマ氏は、トランプ氏が先月、2016年の大統領選挙にロシアの介入があったとされる「ロシア疑惑」について、オバマ政権による虚偽情報だとして「反逆罪にあたる」と主張。
これに対し、オバマ氏側も「注意を逸らすための弱々しい試みだ」と批判するなど、対立が深まっていました。
また、CNNは、トランプ氏はオバマ氏のほかにも、自身に批判的な姿勢をとってきたブッシュ元大統領とその父親のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の肖像画も人目につかない階段付近に移動させるよう指示をしたということです。
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