「あすの午前1時ごろから朝方4時ごろにかけて、線状降水帯がこの地区にかかるようなので、不安な方は早めの避難をしてください ―」

その3年後の8月6日。線状降水帯の“予測情報”をうけて自主避難所が開設された小岩内地区では、雨が降り出す前から区長が、地区の29世帯全てに「早めの避難」を呼びかけました。
【小岩内地区 松本富雄区長】
「なかなか夜中避難所まで行くということは大変なことなんで、行くのであれば早めに、明るいうちに」

2022年に広い範囲が浸水した坂町地区でも、住民が早めに雨に備えていました。
【飲食店経営】
「床下の方にあるものを上にあげたり…」
「あとは祈るだけ。毎年不安になる、この時期になると」
【旅館経営】
「とにかくうちの従業員も朝から心配している、ほどほどに降ってくれるのはいいけど、線状降水帯だけは勘弁してほしい…」
