中国共産党の高官で、中国の次の外相と目されていた劉建超氏が拘束されたとアメリカの大手メディアが報じました。
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル電子版は9日、中国共産党の対外交流を担う中央対外連絡部の劉建超部長が先月下旬、海外出張から北京に戻った後、拘束されたと報じました。
拘束の理由はわかっていませんが、劉氏は当局に連行されて、尋問を受けているということです。
劉氏は中国外務省の報道官やインドネシア大使などを歴任し、2022年5月から中国共産党の中央対外連絡部長を務めていて、現在の王毅外相の次の外相候補と目されていました。
また、劉氏は4月に訪中した日中友好議員連盟の森山裕会長らと会談するなど、海外の政治家との交流窓口を務めていました。
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