ウクライナとヨーロッパがアメリカに対し、ウクライナの領土の一部割譲を求めるロシアの停戦案への代替案を示したと報じられました。
アメリカとロシアの首脳会談が15日に予定されるなか、イギリスでは9日、アメリカのバンス副大統領や、ウクライナとヨーロッパ各国の国家安全保障担当者らが参加する会合が開かれました。
アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、この会合でヨーロッパ側は、ロシアが停戦条件としているウクライナ東部地域の割譲を拒否。「まず停戦を実現」し、その上で「ウクライナ軍が一部の地域から撤退する場合、ロシア軍も他の地域から撤退しなければならない」とする代替案を提示したということです。
また、代替案にはウクライナのNATO=北大西洋条約機構への加盟の可能性など、ウクライナの「安全の保証」の確約も盛り込まれているということです。
停戦交渉をめぐってはトランプ大統領が8日、「双方の利益になるように領土の交換が行われるだろう」と発言し、これに対しウクライナのゼレンスキー大統領が「占領者に土地を譲るつもりはない」と拒否していて、会合ではこうした立場がアメリカ側に伝えられたと見られます。
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