アメリカのトランプ大統領が、ロシアとウクライナの停戦交渉をめぐり「領土の一部が交換される」との見通しを示したことに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は「占領者に土地を譲るつもりはない」と否定しました。
トランプ大統領は8日、ロシアのプーチン大統領との首脳会談の日程発表に先立ち、ロシアとウクライナの停戦交渉について「双方の利益になるように領土の交換が行われるだろう」と述べました。
トランプ氏は詳細を明らかにしていませんが、ロシアが占領しているウクライナの領土について、ロシア側に一部を引き渡し、代わりに別の領土の一部から撤収させることなどが検討されているとみられます。
アメリカのブルームバーグ通信などによりますと、ロシア側に東部ドンバス地方と南部クリミア半島を割譲し、代わりに南部ザポリージャ州とヘルソン州から撤収させる案が浮上しているということです。
これに対し、ゼレンスキー大統領は9日、「占領者に土地を譲るつもりはない」と否定したうえで、ウクライナを除外した米ロ首脳のみの会談は「空虚な解決策であり、ウクライナなしでこの戦争は終わらせることはできない」と強く非難しました。
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