マリナーズの本拠地、Tーモバイル・パークで日本時間9日、イチロー(51・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)のアメリカ野球殿堂入りを祝して、「イチロー殿堂入りウィークエンド」が開催された。

この日は“イチロー ジャージナイト”として、シーズン最多安打記録(262安打)を達成した2004年のレプリカユニホームが先着2万人の観客に配布された。

試合前の始球式では、イチローの通訳アラン・ターナーさんが登場。イチローがキャッチャーを務め、名前がアナウンスされると、観客から大歓声が沸き起こった。イチローは長年支えてくれたターナーさんのボールをしっかり受け止めると、ガッチリ握手。笑顔で記念撮影を行い、ファンの声援にも手を振って応えながらグラウンドを後にした。

さらにこの日は、殿堂入りしたイチローの記念プラークがTーモバイル・パークで披露され、多くのファンが記念撮影。2日間の特別展示となっている。

明日日本時間10日には、マリナーズの背番号「51」の永久欠番セレモニーが控えている。イチローは殿堂入り式典(7月28日)で披露した英語スピーチを予定しており、地元ファンの前で熱いメッセージを伝える。