南大東島と北大東島を結ぶ海底光ケーブルの敷設工事に伴い安全祈願祭が行われました。

安全祈願祭には南北大東村の代表や工事関係者などが出席しました。この日は海底光ケーブルの敷設船「きずな」の見学会も行われ、作業の様子や敷設用のロボットもお披露目されました。

海底光ケーブルは南大東島と北大東島を結ぶ全長18キロメートル。敷設工事が完了すると県内の役場のある全ての離島で双方向からケーブルがつながる「ループ化」が実現し通信の安定化が期待されます。

▼NTT西日本沖縄支店・古堅誠支店長「離島の多い沖縄では、海底ケーブルが1本切れてしまうと通信が止まってしまったり、利用できるサービスが途絶えるようなことが起きる。今回、それぞれの島に2本ケーブルが入ることで常に安定したサービスができる」
工事は8月中旬から行われ、運用開始は2026年4月を予定しています。