台風11号は9日午前9時現在、小笠原近海を時速約20キロで西に進んでいます。中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は23メートルとなっています。今後72時間かけて西へ進み、12日午前9時には沖縄の南に達する見込みです。台風は徐々に発達し、最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルまで強まる予想となっています。

気象庁によりますと、台風第11号は9日午前9時には小笠原近海の北緯21度10分、東経142度30分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでいます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は12時間後の9日午後9時には小笠原近海の北緯22度00分、東経140度50分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
24時間後の10日午前9時には日本の南の北緯22度10分、東経138度30分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
48時間後の11日午前9時には日本の南の北緯22度10分、東経133度40分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。
予報円の中心から半径230キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
72時間後の12日午前9時には沖縄の南の北緯23度05分、東経129度05分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。
予報円の中心から半径300キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。