8月の大雨による被害から3か月がたちました。青森県深浦町にあるサーモンの養殖施設はいけすに土砂が流れ込んで大きな被害を受けましたが、復旧が進み、生き残った稚魚を淡水から海水へ移す作業が21日始まりました。
※リポート 竹島紀博記者
「大雨による土砂災害から3か月、被害を乗り越え生き残ったサーモンの稚魚の運び出しが始まりました」
深浦町に本社がある日本サーモンファームです。21日サーモンの稚魚が元気な姿を見せました。深浦町黒崎にある養殖施設では、2022年8月の大雨でいけすに土砂が流れ込むなどして全体の約6割の稚魚が死ぬ被害を受けました。日本サーモンファームは施設の復旧工事を進め、残った稚魚をこの3か月で重さ約500グラムにまで育てました。
※日本サーモンファーム 岡村大祐取締役
「生産量が予定より少なくなってしまったのは残念なんですけどゼロでないのはうれしい」
稚魚はトラックで外ヶ浜町と今別町にある海水の養殖施設まで運ばれ、21日午後、放流されました。今後は12月10日ごろまでの間、1日に約3万匹・20トンずつ海へ移され津軽海峡の荒波で育てて、来年5月ごろから「青森サーモン」のブランド名で出荷される予定です。
※日本サーモンファーム 岡村大祐取締役
「消費者の皆さまに数量減ってしまったということがあるのでそれがカバーできるくらいいいものをなるべく多く育てていきたい」
日本サーモンファームは2023年、2000トンの出荷を目指していましたが、大雨被害で1200トン程度にとどまる見通しです。
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