青森市のペットショップで、体長3mのヘビの行方が分からなくてから4日目となります。店では、温度計測ができる機器を導入して捜索を続けていますが、現在も見つかっていません。

店内の水槽からこつ然と姿を消した「パプアンパイソン」です。体長は約3mで毒はないということです。

島元萌々子 記者
「ヘビの捜索をはじめてから、きょうで4日目を迎えました。けさから、表面温度を測定する『サーモグラフィ』を使っての捜索が行われています」

『サーモグラフィ』は、物体から放射される赤外線を検知し、表面温度の差を色で確認することができます。店では、壁や床をはがして肉眼でヘビを捜すとともに、サーモグラフィで見えない箇所も探ります。

ただ、8日の室温は26℃。ヘビ通常の体温、26~28℃とほぼ同じだったため捜索は難航しました。

小どうぶつの森 ホーさんの家 店長
「調査をしたところ、目立ってヘビだなという影は見当たりませんでした」

8日の捜索では見つけることができませんでしたが、店では捜索初日から設置している「わな」を倍に増やして捕獲を試みています。しかし、ヘビの食事は2~3か月に1度と少なく、8日までに「わな」に接触した痕跡はないということです。

小どうぶつの森 ホーさんの家 店長
「『捕まえました』と『危険はないですよ』と、ご報告ができるよう努めたい」

店では「見つけ出すことが大前提」とし、明日9日以降も捜索を続けるとしています。