熊本県では梅雨のような天気が続いています。昨日(8月7日)の大雨で土砂崩れが発生し、一部の道路で通行ができなくなりました。

土砂崩れが発生したのは、産山村山鹿の県道40号(南小国波野線)で、高さ・幅ともに約20メートルに渡って崩れ、落石防止の擁壁もなぎ倒し、道路をふさいでいます。けがをした人はいませんでした。

記者「昨日から降る雨の影響で、白川の水位は高くなって、いつもより増水しています。茶色く濁った水が流れています」

おとといの降り始めからの雨量は、人吉市で163.5ミリ、熊本市でも100ミリを超えました。

明日からの3連休も大雨に注意が必要です。

気象台によりますと、九州北部地方に停滞する前線の活動が活発となり、明日の県内は1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。

今夜から11日(月)にかけて、雷を伴った激しい雨が断続的に降り、長期間の雨で降水量が多くなる見込みです。

気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。