夏休みにあわせて大学の研究室でドローンのプログラミングについて学んだ県内の高校生がドローン飛行の正確さを競い合う成果発表会が7日、長崎大学で行われました。

ドローンを操っているのは“文字の羅列” プログラミングです。

この講座は、高校時代からドローンに触れ、学ぶことで生徒たちの進路の実現や人材育成に生かそうと県が開いたものです。

参加した高校生13人は7日までの4日間、長崎大学のロボット工学などに取り組んでいる研究室でプログラミングの基礎となる知識を習得。色を識別したり障害物を認識したりするプログラミングを実際に組んで、ドローンを操縦し学んだ成果を披露しました。

西陵高校・山口優人さん(3年)「プログラミングでドローンを飛ばせた時は達成感があって楽しかった」

長崎北高校・岩崎里帆さん(2年)「今回の講座を通じて将来自分が進む分野(建築分野)で生かしていきたいなって思いました」

県教育庁教育DX推進室・吉岡英雄係長「最新の技術を学んで視野を広げて、舞台は長崎でも或いは世界でも力を発揮していろんな場面で活躍してもらえればなと思います」

大学で学んだ4日間。高校生たちには技術が身についただけでなく自分の将来像を考える貴重な時間となったようです。