アメリカで性的虐待の罪に問われた富豪のエプスタイン元被告に関する疑惑をめぐり、交流があったクリントン元大統領夫妻に対し宣誓証言を命じる召喚状が送られました。

アメリカ議会下院の監視・説明責任委員会は5日、性的虐待の罪で起訴され、その後、勾留中に死亡したエプスタイン元被告の疑惑をめぐり、ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン元国務長官の夫妻に宣誓証言を命じる召喚状を送りました。理由として、クリントン元大統領がエプスタイン元被告のプライベートジェットに搭乗するなど、交流が深かったことを挙げています。

ヒラリー元国務長官には10月9日に、クリントン元大統領には10月14日にそれぞれ証言するよう命じました。さらに司法省に対しては、エプスタイン元被告に関連する捜査資料などを8月19日までに提出するよう求めています。

アメリカでは、エプスタイン元被告とトランプ大統領との関係などをめぐって、連日、報道が続いています。