おととし、海底に沈む客船「タイタニック号」の探索ツアー中に起きた潜水艇の事故で、アメリカの当局は「ツアー運営会社による潜水艇の不適切な設計や保守」が事故の主な原因だとの結論を出しました。
アメリカ沿岸警備隊の海洋調査委員会は5日、潜水艇「タイタン」の事故についての報告書を発表し「5人が亡くなった事故は防ぐことができたはずだ」と指摘しました。
報告書では事故の主な原因として、ツアーを運営していた「オーシャンゲート社による潜水艇の設計や保守、検査のプロセスが不適切だった」と結論付けました。
また、事故で亡くなった運営会社のCEOが「潜水艇の危険性について繰り返し受けていた警告を無視しただけでなく、懸念を表明した人を脅迫していた」などと批判し、運営会社の職場文化や、内部告発手続きの不備なども事故の要因として指摘しました。
この事故はおととし6月、潜水艇「タイタン」が大西洋の海底に沈む「タイタニック号」を探索するツアーで潜水中に水圧で押しつぶされ、乗船していた5人が死亡したものです。
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