6日に広島は、被爆80年となる「原爆の日」を迎えます。平和記念式典の会場となる平和公園では、最終準備が進められています。

記者「被爆80年を迎える平和記念式典、あす行われますが、朝から多くの方々が手を合わせています」
広島市の平和公園では被爆者・遺族席などが設けられるなど、会場の準備はほぼ終えています。

5日午前は、平和宣言に合わせて放たれるハトのカゴが搬入などが進められていました。また、広島県外から訪れたこどもたちが原爆の子の像に折り鶴を手向けたり、学生たちが平和へのメッセージを伝える装飾をしたりしていました。
小学生「世界が平和になりますようにと書きました「戦争とか核とかミサイルなどがない幸せな世界になって欲しいです」
高校生「戦争で巻き込むんじゃなくて対話で解決できる平和な世界になって欲しいなと思っています」

ことしの平和記念式典には紛争が続くウクライナやパレスチナなど、過去最多となる120の国と地域、EU代表部が参列する予定です。