80年前の甲府空襲で犠牲となった無縁仏の供養が甲府市の霊園で営まれました。



甲府市のつつじが崎霊園で行われた式典には樋口市長や甲府市遺族連合会の会長など10人が参列し、慰霊碑に花をたむけました。



戦争末期、1945年7月6日深夜から7日の未明にかけての甲府空襲では1127人が犠牲となりこのうち身元が分からず、無縁仏となっている140人の遺骨が慰霊碑に納められています。

甲府市遺族連合会 河西佐智子会長

甲府市遺族連合会 河西佐智子会長:
「ささやかな幸せとありふれた日常を一瞬にして奪い取ってしまう戦争の悲惨さを私たちは声を大にして次の世代に語り継いでまいります」



今年は終戦から80年となり、遺族も高齢化していて戦争の記憶を語り継ぐことが課題となっています。