静岡県西伊豆町の老舗かつお節店では8月3日、県内の小学生を招いて職場体験が実施されました。
1882年創業のカネサ鰹節商店は、地域特有の冬の伝統保存食、「潮かつお」づくりを続けていることで知られています。
県は夏休みに各地で小学生職場体験講座を開いていて、3日はカネサ鰹節商店に御殿場市に住む小学生の兄弟が訪れました。
代表の芹沢安久さんが、かつお節の歴史を振り返った後、生のカツオをさばいて、かつお節を作る手前の状態まで披露、水分を抜いて乾かす伝統的な製法を説明しました。
<参加した児童>
「自分で削ってるから、自分の独特のうまみがあった」
<カネサ鰹節商店 芹沢安久代表>
「かつお節削り体験で、みんな楽しそうに削っていたし、面白いよって言ってくれたので食べてもらう形ができればうれしいなと思います」
小学生職場体験講座は、県内各地で8月24日まで続きます。
注目の記事
背中に傷が…「命を失わなくてよかった」クマに背後から襲われた女性 ”その瞬間”の出来事を記者に語る(山形・飯豊町)

健康志向で急増! 姿勢も体幹も整う「マシンピラティス」 SNS発信で人気拡大

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線

祖母を殺された小学4年生は今・・・「事件が私の人生を変えた」 山口県連続殺人放火事件から12年 被害者遺族が事件を振り返る

ドリフト?公園を暴走し荒らしたのは白のRV車 今も公園は痛々しいまま…一時の快楽で逮捕された男の行為 泥には証拠となるタイヤの痕 町は損害賠償請求も視野(山形・山辺町)
