中国・蘇州市できのう、日本人の親子が地下鉄構内で襲われた事件で、容疑者が確保されたことがわかりました。

上海にある日本総領事館によりますと、きのう夕方、中国江蘇省・蘇州市の地下鉄駅構内で日本人の親子が襲われ、母親が石のようなもので殴られ、けがをしました。

関係者によると、2人は電車を降りてトイレに向かう途中で襲われ、母親は頭を縫うけがをしましたが、入院はしていないということです。

上海の日本総領事館によると、きょう夕方、現地の公安当局が容疑者の身柄を確保したということです。

日本人を狙ったのかどうかはわかっていませんが、日本政府は中国政府に対し、容疑者の厳正な処罰や類似事件の再発防止、現地の日本人の安全確保を強く求めていくとしています。