ウクライナの首都キーウで7月30日から31日にかけて行われたロシア軍による大規模攻撃で、これまでに31人の死者が確認されました。

ウクライナ空軍によりますと、ロシア軍は7月30日夜から31日未明にかけ、ウクライナに対し、300機以上のドローンやミサイル8発を使った攻撃を行いました。

主な攻撃対象となった首都キーウでは集合住宅など数十か所で被害が出て、非常事態庁によりますと、1日朝までに子ども5人を含む31人が死亡し、159人がけがをしました。

アメリカのトランプ大統領は7月31日、キーウへの攻撃について「嫌悪感を抱くもので、ぞっとする」と強く非難したうえで、ロシアが8月8日の期限までに停戦に応じなければ追加制裁を科す考えを改めて示しました。