JR東日本は、来年3月から運賃を値上げすると発表しました。これにより、山手線などの初乗り運賃は150円から160円になります。

去年12月、JR東日本は国に対し、値上げを伴う運賃の改定を申請していて、きょう、国土交通省から認可され、正式に決定しました。

これにより、首都圏を中心とした山手線などの路線では、初乗り運賃が現在の150円から160円に値上がりします。

JR東日本は、物価高や人件費などの高騰、利用者数の減少に加え、ホームドア設置などインフラ設備の拡充などが目的だとしていて、普通運賃の値上げ率は7.8%となります。

全面的な運賃の値上げは、消費税が導入された時などを除くと民営化以降初めてで、運賃の改定は来年3月ですが、具体的な日程についてJR東日本は、決まり次第発表するとしています。