中学生の硬式野球チーム「宮崎リトルシニア」に注目します。8月1日開幕する日本選手権に挑むチームに意気込みを聞きました。
宮崎市と新富町の中学生、64人が所属する宮崎リトルシニア。
31チームが出場した九州予選で準優勝し、日本選手権の出場権を獲得しました。
(中尾拓 監督)「一生懸命やりたい子を勧誘して3年間で高校野球につなげられるようにチームとして取り組んでいるところ」
ふだん、別々の中学校に通う部員たちをまとめるのがキャプテンの今江颯太選手です。
(今江颯太主将・加納中3年)「春の全国大会の1回戦で負けて悔しい思いをしたので一人一人が意識を変えて自分が足りたかったことの練習をいま全力で頑張っている」
宮崎リトルシニアの特長が高い投手力。
3年生のダブルエースが試合を作ります。
まず、藤元潤太投手は、抜群のコントロールと力強い直球が持ち味で、九州予選では、優秀選手とベストナインに選ばれました。
(藤元潤太投手・住吉中3年)「(強みは)縦の変化球でカウントを取って内角のストレートで三振を取ることです」
(記者)「三振は何個目標ですか?」
(藤元潤太 投手・住吉中3年)「10三振以上はいきたい」
そして、もう一人のエースが井俣壱貴投手。
マックス130キロの直球を武器に打者を打ち取ります。
(井俣壱貴 投手・大淀中3年)「強いバッターとかうまいバッターがいるのでそこで自分の持ち味の真っ直ぐを投げていってその中で三振を取っていきたい」
(福田)「ズバリ三振は何個目標?」
(井俣壱貴投手・大淀中3年)「三振は1試合で20個近くは取りたい」
一方、打撃陣の注目は4番の隈部虎丸選手。
チャンスに強く、長打力が魅力のバッターでフリーバッティングでは高校生顔負けの打球!
(隈部虎丸選手・大淀中3年)「自分の力強いバッティングでチームを勝たせられるように頑張る」
攻守ともにバランスよく仕上がった宮崎リトルシニアが全国の舞台に挑みます。
(中尾拓監督)「ミスが出ても取り返すチャンスが野球はあるので、一戦必勝で1つでも多く勝てればよい」
(今江颯太主将・加納中3年)「守備から流れを作って攻撃で流れを持ったまま打点につなげて一戦必勝で頑張っていきたい」
(全員)「全国大会絶対勝つぞ!オー!」
宮崎リトルシニアは8月1日日本選手権の初戦を迎えます。
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